「感触を楽しむ」「好奇心の芽生えを促す」「身体能力を高める」

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「自然」「素材を活かした手作りおもちゃ」等により、「感触を楽しむ」「好奇心の芽生えを促す」「身体能力を高める」などを目的としたプログラム事例

乳児の水遊び

乳児の水遊び
水や氷に触れて、冷たい感触を味わい、涼を感じましょう。

用意するもの

霧吹き、ジョウロやペットボトル等、ガーゼ・タオル、洗面器・タライ・ベビーバス・ビニールプール等、プリン等の容器、ビニールシート、バスタオル

遊び方1

サンプル1 霧吹きに水を入れ、子どもたちが嫌がらない部位に吹きつける。

遊び方2

サンプル1 ジョウロやペットボトル等で手足にシャワーのように水をかけて遊ぶ。

遊び方3

サンプル1 氷をガーゼや薄めのタオル等にくるんで首すじや背中等、体にちょんちょんとあてて、涼(りょう)をとりつつ遊ぶ。

遊び方4

サンプル1 氷に触れて遊ぶ。

遊び方5

サンプル1 様々な形の氷を作り、水をはった容器の中に氷を入れて、探して遊ぶ。

遊び方6

サンプル1 洗面器やタライなどに水をはり、手や足を浸して遊ぶ。水に葉っぱや花びら等を浮かせても楽しい。

年齢ごとの関わり方・配慮

・水をかける時は、少量を嫌がらない部位からかけていきましょう。

・冷やしすぎないように様子を見ながら遊びましょう。

ポイント

ベランダやビニールシートを敷いた室内でも遊べます。水漏れに注意しましょう。

植物の色水遊び

植物の色水遊び
身近な植物で色水遊びをし、さまざまな色が生まれる面白さや不思議さを楽しみましょう。

用意するもの

いろいろな植物、ビニール袋、輪ゴム

作り方1

サンプル1 厚めのビニール袋に植物を入れ、軽く揉む。
ビニール袋の中に水を少しずつ入れて、好みの色合いを作って遊ぶ。
(ビニール袋の口を輪ゴムで閉じると小さい子どもでも安心して遊べる)

ポイント

・身近にあるいろいろな植物で試して、植物の組み合わせによる色の違い、色の出やすいもの、出にくいもの、揉んだ時の感触等をしっかり楽しみましょう。

※ 色の出やすい植物:アサガオ、ペチュニア、カンナ、ムラサキつゆ草、ホウセンカ、トマトの芽かきの枝、紫キャベツ 等

・植物を選ぶ時は、毒が無いか等、安全を確認しましょう。

※ ヤマゴボウは、綺麗な色が出ますが、毒素が含まれ、口にすると嘔吐・下痢・呼吸障害を発生する恐れがありますので、避けましょう。

・誤飲に注意を払いましょう。

展開のヒント

・色水を使って、スタンピング・描画・染め紙遊び等も楽しめます。その紙は、カードや壁面装飾等にも利用できます。

・植物のたたき染めも楽しいです。(参照:草花トントン)

傘用ビニール袋の“ウォーターバッグ”

傘用ビニール袋のウォーターバッグ
傘用ビニール袋でウォーターバッグを作って、枕にしたり、吊るしたり、眺めたり、いろいろな方法で楽しもう。

用意するもの

傘用ビニール袋、幅のある輪ゴム、ビーズ・紙

作り方1

サンプル1 傘用ビニール袋を二・三重にして水を入れ、幅のある輪ゴムで口をしっかりふさぐ。*傘用ビニール袋は、クシュクシュに縮めてから重ねるとやりやすい。

遊び方1

サンプル1 枕にすると、プニュプニュして気持ちいい。

遊び方2

サンプル1 少なめに水を入れて吊るす。高さを変えて、手で押したり、足で蹴ったりしても楽しい。

遊び方3

サンプル1 中にビーズや紙等を入れると、ゆらゆらして綺麗。

年齢ごとの関わり方・配慮

身体で感触を味わう。見て美しさを感じる。身体を使って遊ぶ等、年齢に応じた活動が広がるように援助しましょう。

ポイント

・遊び方により、水の量を加減しましょう。

・室内で行う時は、水漏れに注意をしましょう。

多機能イス

ティッシュ箱を使ったイスは簡単にできて、乳児には大きさも手頃で、重宝します。

用意するもの

新聞紙、ティッシュの空き箱3個、ガムテープ

作り方1

サンプル1 ティッシュの空き箱を3個用意し、その中に折りたたんだ新聞紙を詰めていく。
(子どもたちが乗っても潰れないように)

作り方2

サンプル1 新聞紙を詰めた3個の箱をつなげてイスの形にし、周りをガムテープで補強する。

遊び方1

サンプル1

・0歳児はずり這いからハイハイ、上体が起き上がり、ヒザ立ちへの成長を支援。

・1歳以降はままごとのイスにしたり、安全に配慮したうえでジャンプ等の巧技台の代わりにもなる。つなげてバスごっこやベンチにも変わり、多様的に使用できる。

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