ライクキッズ

職員インタビュー

「ここしかない!」と決めた場所。ピアノと絵を 活かせる「第二のわが家」の保育

ライクキッズ株式会社 2024年入社(2025年時点)
古泉 千聡さん

にじいろ保育園志茂 1歳児クラス担当 古泉 千聡(こいずみ ちさと) 先生

にじいろ保育園志茂で保育士として働く古泉 千聡(こいずみ ちさと)先生。幼い頃から好きだったピアノと絵という「自分の好きなこと」を活かしながら、毎日子どもたちの成長を応援しています。

古泉先生がライクキッズの保育園を「ここしかない」と感じ、入社決意した背景には、「第二のわが家」を理念とするライクキッズのアットホームな環境と、長所を生かしながら「やりたい保育」ができるという保育方針が根付いていると感じたことだったといいます。そして、保育士としての仕事を通じて、そのことを実感しながら仕事のやりがいを深く感じています。

「第二のわが家」というライクキッズのコンセプトを体現する古泉先生の、優しさと情熱に溢れた保育への想いを伺いました。


「楽しさ」を活かしたい― 保育士を目指したきっかけ

保育士の仕事に就いて2年目を迎える古泉先生。現在、にじいろ保育園志茂で1歳児クラスを担当されています。

「子どもが成長する姿を応援するって感じでやっています」と語る古泉先生のは、毎日が発見の連続です。特に1歳児クラスでは、月齢によって成長の度合いがそれぞれ大きく異なり、その違いを日々感じています。

「生まれて間もない子もいれば、月齢も離れている子たちもいるので、成長のバランスが全然違うんですけど、とても楽しいです。」

そんな古泉先生が保育士を目指したきっかけは、意外にも初めから明確だったわけではありませんでした。

高校2年生の時、周りの友人が将来の目標を決めていく中で、自分だけがやりたいことを見つけられずにいました。しかし、自分の中には「ピアノが好き」「絵を描くことも好き」という変わらない長所がありました。

「自分の長所とか、楽しいなって思うことを自分の中で活かしたいなっていうのがあって。」

「どうせ仕事をするなら楽しくやりたい」という強い想いを抱いて進路指導の先生に相談したところ、「保育士という道もあるよ」と勧められ、保育科のある学校に進学。「大好きなことと仕事を結びつけられるかもしれない」という期待が、保育士への道を切り開きました。


「ここしかない」と決めた、「アットホームな環境」

保育士の道を選んだ古泉先生が、数ある保育園の中でライクキッズの「にじいろ保育園」に「ここしか行きません」と決めた背景には、「第二のわが家」の理念を地でいく環境がありました。

進路担当の先生からいくつかの園のパンフレットをもらった際、古泉先生の心を強く惹きつけたのは、ライクキッズの保育園だけだったといいます。

「実習してみたいなっていう園がライクキッズさんだけだったんです。」

その決め手となったのが、ライクキッズが大切にする「第二のわが家」という理念そのものでした。パンフレットの中身を読み込み、古泉先生は強く確信しました。

「アットホームな環境だったり、やりたい保育ができるっていうのが、私の中で、すごい、もういいなって思って。」

そして、実際に実習を体験した際、そのことが確かなものだと実感します。

「先生方が優しいっていうのはもちろんなことなんですけど、相談とか、こういう時ってどうすればいいですかって聞いてたら、すごい優しく丁寧に教えてくださって。」

さらに、若手であるご自身が、安心して長く働けるという確信を得られたといいます。

「ここで働いたら最後まで続けられるし、頑張っただけ、褒めてもらえるっていうのも、すごく仕事を頑張れるなって思ったので、ここに決めました。」

この「優しく丁寧に教えてくれる」環境、そして「頑張った分だけ褒めてもらえる」という職場の温かさによって、「まるで実家にいる親や兄弟姉妹にわが子を預けられるように」というライクキッズの理念に込められた安心感が園全体に生まれていくのです。


園長先生の存在と「頼りになるサポート」

古泉先生の安心感を支えているのは、「優しく丁寧に教えてくれる」先輩や同僚の先生方だけではありません。園長先生の存在もまた、「第二のわが家」の理念を体現するものでした。

「本当にどんな相談にも乗ってくださったり、少し落ち込んでいるだけでも大丈夫とか、すごく聞いてくださる。」

古泉先生は、自身のメンタル面や日々の悩みについて、園長先生が親身になって相談に乗ってくれるだけでなく、そのサインを見逃さずに声をかけてくれることに感心しています。

「頼りになる園長先生」と信頼を寄せる園長先生の姿は、「子育てに迷ったら、いつでもなんでも相談できる」という、ライクキッズの保護者向けの約束が、そこで働くスタッフにも向けられているかのようです。古泉先生は、万全のサポート体制の中で、安心して保育の仕事に集中できているようです。


子どもたちの「大丈夫だよ」に思わず涙

保育士の仕事をする中で、古泉先生は「保育士ってこんなに楽しいんだな」と毎日実感しているといいます。その喜びは、子どもたちとの日常のやり取りや、彼らの成長を感じる瞬間に凝縮されています。

1. 失敗を気に掛けてくれた瞬間

仕事の中で、時には小さな失敗で落ち込んでしまうこともあります。そんな時、子どもたちの優しさに胸が熱くなったエピソードがあります。

「ちょっとした出来事で、あ、失敗しちゃったってなって時に、あーってなると、先生大丈夫だよって声かけてくれる子どもたちがいて。それが嬉しくて、なんか、うるってきました。」

子どもたちは、先生のわずかな表情の変化や気持ちの落ち込みも敏感に感じ取っています。「よく見てるな」と感じる、その純粋な眼差しが、古泉先生の保育士としての原動力となっています。

2. 努力が実を結んだ瞬間

年に数回の大きな行事、運動会や発表会は、保育士にとっても子どもたちにとっても大きな挑戦です。不安もありますが、古泉先生はそのたびに感動を味わいます。

「この子たちできるかな、頑張れるかなっていうのはすごい不安だったんですけど、もう、今までで一番いいパフォーマンスをしてくれたので、終わった後は、みんな頑張ったねって思って、もう家で帰って泣きましたね。」

子どもたちが練習の時以上の力を出し切る姿は、先生として彼らの成長をサポートできたことへの最高の報いです。

3. 「ありがとう」と「明日もやりたい」の連鎖

古泉先生が保育で最も大切にしていることの一つが、子どもたちの「したい、やりたいこと」を叶えてあげることです。

「子どもたちに何がしたいっていうのを聞いたりして、これがしたいっていうのが絶対にあるので、それをさせてあげると、先生ありがとうとか、終わった後にも楽しかったから明日もまたやりたいな」と、言ってくれるといいます。

この「ありがとう」という素直な感謝と、「明日もやりたい」という未来への意欲の言葉が、古泉先生の心を毎日満たしています。

「毎日ありがとうの言葉は飛び交ったりするんですけど、その度に、や、先生もありがとうだよって思いながら、、、」

これは、まさに「あなたでよかった、ありがとう」の気持ちが、子どもたちと保育士の間で通い合っている瞬間です。


感謝の言葉が信頼を築く―「第二のわが家」を保護者と共に。

ライクキッズが理念とする「第二のわが家」は、子どもたちと保育士だけでなく、保護者との信頼関係があってこそ成立します。古泉先生は、その関係性を築くために、日々のコミュニケーションを大切にしています。

特に大切にしているのが、朝夕の「送迎時」のやり取りです。

「連絡帳だけじゃなくって、口頭でもお話することもとっても大事かなって思っていて。」

連絡帳に今日の子どもの様子を記載するだけでなく、保護者に直接、子どもがどんな面白いことをしたか、どんな成長があったかを、口頭で伝えることを心がけています。その実践が、保護者からの深い信頼と感謝につながっています。

「連絡帳だけじゃなくって、こうやって会話の中で伝えてくれるのすごい嬉しいです、ありがとうございます、って伝えてくれます。」

この保護者からの感謝の言葉を聞いてから、古泉先生は「毎日、今日こういうことありましたよっていうのを伝えるようにしてます」と、コミュニケーションをさらに丁寧に行うようにしているそうです。

この密なコミュニケーションは、保護者が「子育てに迷ったら、いつでもなんでも相談できる」関係性を築き、子どもを迎えに行った時に「おかえりなさい」の言葉でホッとできる「第二のわが家」の雰囲気を創り出しています。


ピアノと絵という「自分の長所」を活かすやりがい

古泉先生の保育士としての最大の喜びは、「自分の長所も活かせてるし、子どもたちの笑顔も見れる」という点にあります。「やっぱ自分は保育士の仕事をして良かった」と思うのは、好きなピアノと絵を、そのまま保育に活かせている瞬間です。ピアノでは、楽譜がなくても曲を弾けるという特技を活かして、子どもたちに「好きな曲」を弾いてあげて、子どもたちが楽しそうに歌を歌ってる姿を見れます。また、絵では、お製作の時間に、子どもが「先生、これ描きたいんだけど、どうやって描いたらいいかな」と尋ねてきた時、「子どもたちに分かりやすく伝えること」で、「先生上手」と喜んでもらえます。

古泉先生にとって、保育士の仕事は、自分の持つスキルを最大限に発揮し、その結果が子どもたちの笑顔や成長という形でダイレクトに返ってくる、最高のステージなのです。


迷っている人へ。「優しい気持ち」があれば保育士に向いています。

にじいろ保育園で生涯働き続けたいと語る古泉先生。保育士の仕事に興味を持ちながらも、一歩踏み出せないでいる学生や、他の仕事と迷っている人に向けて、心強いメッセージをくれました。

「私は決めるまで時間がかかったんですけど、まずは、行ってみたいとか、ちょっと気になる園で実習してみてみることは、すごくいいことなのかな。」

パンフレットや外観だけで決めず、「実際に行って、質問する」ことで、その園の特徴や本質を自分で確かめることが大切だといいます。

そして、保育士に向いている人について尋ねると、「子どもが好きな人」と即答した上で、自身の経験から、もう一つの大切な資質を教えてくれました。

「駅とかで、靴紐が解けてるなって思ったりとか、迷子になってる子たちとかに気づいて声をかけるとか」という優しさ。「優しい気持ちがある人は、保育士に向いています」と力強くいいます。

「保育士の仕事は大変なイメージがあるかもしれないけれど、全然そんなことなくって、子どもたちの笑顔だったり、日々の成長を見届けることができるので、すごくやりがいのある仕事だと思って、少しでも気になったら、一度、経験してみていいのかな」と語り、自身の優しさを仕事に活かしたい人は保育士は向いているといいます。

古泉先生が、ライクキッズという「第二のわが家」の中で、子どもたち、保護者、そして同僚の先生方との間で交わし続けている「ありがとう」の気持ち。その温かい想いが、これからも多くの子どもたちの成長を見守り続けることでしょう。

※ 記載内容は2025年11月時点のものです

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