ライクキッズ採用

スペシャルインタビュー

笑顔と成長を支える「第二のわが家」:新卒2年目保育士、奈央先生インタビュー

ライクキッズ株式会社 2024年入社(2025年時点)
奈央さん

にじいろ保育園自由が丘の保育士として活躍する奈央(ナオ)先生は、大阪から上京し、新卒でライクキッズ株式会社に入社。2024年3月入社の2年目でありながら、子どもたちや保護者、そして園の仲間たちとの温かい関係の中で、自身の成長を実感しています。

「第二のわが家」というライクキッズの保育理念を体現するかのように、奈央先生が日々の保育の中で大切にしている想いと、具体的なエピソードをご紹介します。

夢への第一歩:保育士を志したきっかけと「人間関係」を重視した就職活動

奈央先生が保育士を志したきっかけは、ごく自然なものでした。

「ちっちゃい頃から子どもが好きで、8歳下の妹がいるので、お世話をするのが好きで、そのまま(保育士に)って感じです」と奈央先生は語ります。その想いを貫き、大学では四年制の保育科で専門知識を身につけました。

卒業を控え、就職活動を行う中で奈央先生は、いくつかの保育園を見学しました。大阪出身でありながら、縁あって東京の保育園を選んだのは、偶然の園見学応募からでした。数ある候補の中から、最終的にライクキッズを第一希望として入社を決めた決め手は園見学の際に感じた、にじいろ保育園自由が丘の「温かい雰囲気」にありました。

「やっぱり、働く上で人間関係が一番大切かなと思うので」という奈央先生の言葉の通り、園長先生との話や園の雰囲気を見たことが大きな決め手となりました。

「園長先生のお話しされている様子や雰囲気を良く見て、『ここだったら働いてみてもいいかな』と思いました。」

入社後の配属では、奈央先生の希望が叶い、第一希望の園で初めての社会人生活を「温かい環境」でスタートすることができました。

子どもたちの「第二のわが家」で支える成長の喜び

入社1年目は0歳児クラスを担当し、2年目となる現在は、同じクラスを持ち上がりで1歳児クラスを担当しています。奈央先生が日々の保育で感じる何よりの喜びは、子どもたちの成長を間近で見られることです。

特に、0歳児から関わってきた子どもたちの変化は、奈央先生にとって大きな感動です。

「0歳の時から見ていたので、子どもたちが喋れるようになったり、名前を呼んでくれたりする時に、『あ、がんばってよかったな』って思います。」

皆が名前で「なおせんせい」と呼んでくれることに、嬉しそうな笑顔を見せます。

ライクキッズが理念として掲げる「第二のわが家」では、温かな気持ちが通い合ことを大切にしています。奈央先生の喜びは、まさにこの理念を象徴しているかのようです。

【成長の具体的なエピソード】

1歳児になると、子どもたちの関わりも大きく変化します。

「0歳児の時とは違い、子どもが成長するにつれて、お友だちと一緒に遊んだり、お話をしたりすることが増えてきます。」

主体性が育まれ、友だちと一緒に遊んだり、自分の想いを言葉で伝えようとしたりする姿に、奈央先生は喜びを感じています。例えば、電車が好きな子どもは、「お休みの日に電車に乗ったよ」などと、日常生活であったことを話してくれるそうです。

「子どもたちの成長を支えられるのは嬉しいので、どんどん成長のお手伝いをしていけたらなと思います。」

子どもたちの成長を身近でサポートできることが、奈央先生の原動力となっています。

笑顔のために:日々向き合う難しさと保育のこだわり

喜びの反面、1歳児を担任する中では、さまざまな難しさにも直面します。特に、奈央先生が毎日向き合っているのは、食事の介助と安全への配慮です。

1. 好き嫌いとの向き合い方

給食の時間には、好き嫌いのある子どもたちへの対応に苦心します。

「食事の介助では、やはり好き嫌いがあったりするので、無理やりは食べさせられません。でも、ちょっとでも食べてほしいという想いがあって。『どうやったら食べてくれるのかな』ということを試行錯誤して考えたりする時がちょっと難しいなと思います。」

特に野菜や、オレンジのような酸味のあるものが苦手な子が多いそうです。体に良いからこそ、どうにか食べてもらうために、日々の食事の介助の方法を工夫しています。

2. 活発な動きと安全への配慮

1歳児は、身体を動かしたいという欲求が高まる時期です。

「子どもたち、1歳になって動けるようになって、やりたいことや遊びたいことがたくさんあるのですが、部屋の中だと走ったりしたら危ないので、それを止めないといけません。子どもたちもやりたいという気持ちがある中で、どう声かけしたらいいかなっていうのを考えながら、子どもたちを見守っています。」と、奈央先生は語ります。

この時期特有の活発な行動と、安全を確保することのバランスを取るために、日々試行錯誤を続けています。

奈央先生の保育で最も大切にしているのは、「子どもの笑顔」です。

「やはり、子どもたちが笑顔でいてくれたらいいなと思います、時には、ダメなところはダメって言うけど、最後にフォローというか、叱った後に、『でも頑張ったね』のような声をかけることで、最後に笑顔になれたらいいなと思って保育しています」。

ダメなことはしっかり教える一方で、必ずその後に温かい言葉をかけることで、子どもたちが萎縮することなく、また明日も笑顔でいられるように心を配っています。

温かい環境で築く「家族」のような絆

奈央先生がにじいろ保育園での仕事に「楽しい」と感じているのは、園の温かい人間関係があるからです。この環境こそが、ライクキッズの言う「第二のわが家」を形作っています。

1. お母さんのような園長先生と仲の良い同僚

「みなさん優しいので、なにか分からないことがあれば教えてくださいますし、お仕事終わりとかもご飯に行ったりして仲良いです。」と、奈央先生は同僚との良い関係を話します。

特に、園長先生の存在は奈央先生にとって大きな支えです。

「(園長先生は)優しくて、みんなのお母さんみたいな感じで、見守ってくださって。」

仕事が忙しい時でも、「ご飯一緒に行く?」と誘ってくださったり、話を聞いてくださったりと、常に寄り添ってくれる存在であり、奈央先生は園長先生のことを「お母さんみたい」と感じています。初めての社会人生活を、温かく迎え入れ、指導してくれている園長先生をはじめとする先生方への感謝は尽きません。

2. SV(スーパーバイザー)による手厚いサポート

奈央先生が働く環境の良さを支えているのは、園の内部だけではありません。ライクキッズのSV(スーパーバイザー)が定期的に園を訪問し、職員の状況をケアしてくれます。

「『どうですか、困ったことありますか?』って聞いてくれる」、「希望したら面談してくれたり」と、SVが園で勤務する保育士ひとりひとりを気遣い、面談を通じて話を聞いてくれるため、「働きやすい環境がある」と感じています。

3. 保護者様との「親しい」距離感

「第二のわが家」の実現には、保護者様との信頼関係が不可欠です。

奈央先生は、保護者様が抱える「子育てに迷ったら、いつでもなんでも相談できる」という不安を和らげることを意識しています。連絡帳を通じて「こういうこと困っているんです」という相談があれば、「答えではないんですけど、こうやってしていったらどうですか?」のようなことを伝えたり」と、保護者様に寄り添った情報提供をしています。

日々の様子を詳しく伝えることで、「保護者様が保育園でこんなことしているんだって知ってくれる」と良いなと思っています。その結果、保護者様とも「親しい」と感じる距離感で接することができ、保護者様側からも「おうちでこんなことありました」と、家庭での様子を話してくれるそうです。これは、まさに「第二のわが家」のように、親子と保育士の間に信頼と共感が生まれている証拠です。

未来の保育士へ:この仕事のやりがいと広がる可能性

奈央先生は、身体を動かすことが得意で、園庭での活動も大好きです。「園庭で一緒に走ったり遊ぶのが好き」というだけあって、夏には水遊び、冬には寒さに負けずに外遊びで活発に活動しています。

「保育士になってよかった」と語る奈央先生は、この仕事が自身の人生にもたらす価値についても確信を持っています。

「保育士にならなければ、子どもとこんなに関わることはないと思うので、もし将来子育てするってなった時も、この経験が絶対活かせると思います。

この仕事は、単に子どもたちの成長を支えるだけでなく、自分自身の未来にも役立つ貴重な経験であると捉えています。

最後に、奈央先生は未来の保育士を目指す学生たちに向けて、エールを送りました。

「実習とかもあって大変だと思うんですけど、保育士として働いたら大変なこともあるけど、楽しいこともたくさんあります。子どもの成長も、実習だと2週間とかしか見れるのはないと思うのですが、実際に働いてみると、どんどんどんどん成長が見えて、私はそれがとても楽しいと思うので、頑張ってほしいなと思います。」

大変なことも多いけれど、子どもたちの成長を実感できるこの仕事には、それを上回る喜びと楽しさがあると、奈央先生は自信を持って伝えています。

ライクキッズの保育園は、子どもたちにとっての「第二のわが家」であると同時に、奈央先生のような若い保育士が安心して挑戦し、成長できる「第二のわが家」でもあります。温かい環境の中で、奈央先生はこれからも子どもたちの笑顔のために、そして自分自身の成長のために、楽しく保育に励んでいくことでしょう。

※取材・執筆:美濃部 哲也(M&I Inc.)

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