ライクキッズ採用

先輩インタビュー

笑顔があふれる場所で、自分らしく輝く

ライクキッズ株式会社 2011年入社(2025年時点)
新津 奈穂子さん

にじいろ保育園三鷹新川で2歳児クラスを担当する新津奈穂子さん。2002年から保育士として働きはじめ、当社へは2011年に入社しました。これまで多くの子どもたちと関わってきた新津さんに、仕事への想いや印象的な出来事を伺いました。

「先生でよかった」その一言が私を強くする

「保育園で働いていて一番うれしいのは、子どもや保護者の方から『先生でよかった』と言ってもらえる瞬間です」

そう笑顔で語る新津さん。新年度の担任発表の日、どの先生が担任になるのかドキドキしている子どもたちが、「先生がいい!」と笑顔で駆け寄ってきてくれたときのことは、今でも忘れられないといいます。

「その笑顔を見ると、“今年もこの子たちと頑張ろう”と自然に力が湧いてくるんです」

また、保護者の方から感謝の言葉をいただく瞬間も、この仕事を続けてきてよかったと感じる出来事のひとつです。

「『先生に出会えてよかった』『あのときの言葉が心に残っています』と伝えてもらえると、本当に胸が熱くなります」

そして何よりうれしいのは、卒園後に子どもたちと再会したときだといいます。

「『先生のこと覚えてるよ』や保護者の方から『先生の話をしています』なんて声をかけてもらうこともあるんです。子どもたちの成長を見届けた後もつながっていられることが、保育士としての大きな喜びですね」

あたたかい涙がこぼれた日、サプライズの「ありがとう」

「印象に残っているのは、にじいろ保育園で初めて年長児を卒園させたときのことです」

そう振り返る新津さん。当時、園としても開園から間もなく、卒園児は片手ほどの人数だったそうです。

少人数だからこそ、子どもたち一人ひとりと深く関わり、日々の成長を間近で感じることができたといいます。

「この環境だったからこそ、一人ひとりの思い出がとても濃くて。“昨日までできなかったことが、今日はできるようになった”という瞬間をたくさん見届けました」

そして、そんな子どもたちが巣立つ卒園式の日。

「子どもたちと保護者の方から“先生ありがとう”とサプライズで感謝の言葉をもらって、あの瞬間は胸がいっぱいになりました」

照れくさそうに、それでもまっすぐな目で「ありがとう」と伝えてくれた子どもたちの姿に、思わず涙がこぼれたと話します。

「これまでの時間が報われたようで、本当にあたたかい気持ちになりました。保育士って、やっぱり素敵な仕事だなって心から思えた出来事でした」

20年以上のキャリアを支える、長く働く秘訣

「この仕事を長く続けてこられたのは、本当に人に恵まれてきたからだと思います」

特に、現在の園長先生とは付き合いも長く、仕事の相談はもちろん、ちょっとした雑談まで気軽に話せる関係なのだそうです。

「悩んだときや迷ったときに、園長先生が『無理しなくていいよ』って声をかけてくださるんです。その一言にどれだけ救われたかわかりません」

忙しい日々の中でも、気遣いにあふれたそんな言葉に背中を押されてきたといいます。そして、保育士が仕事を続けるうえで「人間関係」はとても大切だと感じている新津さん。

「もちろん、園によって環境や人も違うので、うまくいかないこともありました。でも、くじけそうなときに園長先生や会社の方が寄り添ってくれて、“もう少し頑張ってみよう”と思えた瞬間が何度もあったんです」

そうした支えに励まされながらも、新津さんにとってやはり一番の原動力は子どもたちの存在です。

「どんなに大変な日でも、子どもたちの笑顔を見ると“今日も来てよかった”って自然に思えるんです。『先生!』って元気に駆け寄ってきてくれる姿に、毎日パワーをもらっています」

「今日も会いに行きたい」と思える子どもたちがいること。それこそが、新津さんが保育士を続けてこられた何よりの理由です。

小さな「できた!」がくれる大きな喜び、子どもたちの成長を見守る日々

「子どもたちの命を預かる保育の仕事は、責任も大きいんです」と新津さん。

「でもその分、子どもたちの成長を間近で感じられるやりがいがあります。昨日までできなかったことが今日できるようになったり、小さな『できた!』の瞬間を一緒に喜べたり。保護者の方とその成長を分かち合える瞬間も多くて、日々あたたかい気持ちに包まれるんですよ」と笑顔で話します。

一方で、人との関わりが多いからこそ、悩むこともあるといいます。

「もちろん大変なこともあります。でも、どんな時も支えてくれる仲間や先輩がいるんです。相談に乗ってくれたり、一緒に笑ったり。そういう人たちに恵まれてきたからこそ、ここまで続けてこられたんだと思います」

これまでさまざまな園を経験してきた新津さん。どの園でも、子どもたちと保護者様、そして従業員同士のあたたかなつながりを大切にしてきたそうです。

最後に、これから保育士を目指す人たちへメッセージを尋ねると、穏やかな表情でこう語ってくれました。

「まずは一歩、保育の世界に飛び込んでみてほしいです。子どもたちの笑顔や、仲間とのつながりを、自分の目や心で感じてみてください。きっと、自分の得意なことを生かしながら楽しく働ける環境が見つかるはずです。一緒に保育の魅力を感じていきましょう!」

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